ピロリ菌 除去 必要

ピロリ菌の除去が必要かどうかという部分に関しては、実は医療分野でも意見が分かれている部分でもあるのです。先日お伝えしたようにピロリ菌の除去＝逆流性食道炎の発病という弊害があるので、あえてそのリスクを侵す必要がないと考える医師もいます。

しかし個人的な見解を言わせていただければ、ピロリ菌は除去すべきです。ただその方法は然りと考えて行う必要があるということだけは付け加えておきます。なぜかといえば単純です。

ピロリ菌は様々な疾患の原因になるだけではなく、慢性的な胃の不調や虚弱体質の原因となったり、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の手術をしてもピロリ菌に感染していれば再発のリスクが高まるということがあります。

そして何よりもピロリ菌の除去を行うことが胃がんを発病させるリスクを3～4割も低下させることがわかっているからです。だからあえてそういった症状を生む原因を体内に残しておく必要はないと思うのです。

ピロリ菌に感染していることで、普段の食事も心から楽しむことができなくなるでしょうし、食前・食後の胃痛があれば、食欲不振に陥る人の感覚もわかります。そういったことから不健康になるなんて考えたくないですよね？

最近の研究では胃の不調が原因となってうつ病を発症している人がいるので、胃の症状を改善させれば、うつの症状も改善するということまでわかっています。やはりそれ位健康には大事な器官なのです。

当然ですよね。栄養を作れない人間は外からどれだけ良い栄養分を摂取できるのかが大切なポイントですから…だからこそ、ピロリ菌の除去が人生にとっても重要なキーワードになると私は考えているわけです。

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