ピロリ菌除去何者：ピロリ菌除去：So-netブログ

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ピロリ菌除去何者　[ピロリ菌除去病気] [編集]

ピロリ菌ってそもそも何者なの？除去したほうが良いの？とピロリ菌についてまだあまり知らない人もいるかもしれませんが、答えから言えばもしあなたがピロリ菌に感染していることがわかったのであれば、悩まずに除去されることをおすすめします。

なぜか？ピロリ菌を体内に感染させておくことのメリットが一切無いからです。これはピロリ菌感染がデメリットしか無いという意味でもあります。実際にピロリ菌に感染しているとどんなことが起こるのか？普段からピロリ菌による攻撃を胃粘膜が受け続けることになります。

実はピロリ菌だけがその特殊な機能で胃酸の強い胃の中でも生き続けることができるんです。そしてそのピロリ菌が生き続ける為にどんどん胃粘膜を攻撃して胃酸の分泌量を少なくしようと活動するわけです。

一般的にはピロリ菌感染だけであれば無症状です。つまり感染しているかどうかは気づきません。しかしピロリ菌の胃粘膜への攻撃が続くことで、胃粘膜が荒れ、炎症が進み胃潰瘍や十二指腸潰瘍を引き起こすことになります。

そしてピロリ菌の胃への攻撃はそれだけでは留まらずに最終的には、胃がんを発病することになります。この胃がんの発病がピロリ菌感染で最も恐れるべき自体です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍はその前段階。それだけであればそこまで騒ぐことではないのかもしれません。

しかし胃がんは日本人の部位別死亡率が高く、2位や3位であることがわかっている重篤な病気です。その胃がんの原因がピロリ菌だというわけです。それでもあなたはピロリ菌の除菌治療を行わないのでしょうか？

胃がんの99％はピロリ菌感染です。WHOも胃がんの主な原因因子がピロリ菌であることを認めています。だからこそ、私が最初に言ったようにピロリ菌感染がわかったらできるだけ早く除菌治療を行うことをおすすめします。